ガイアの夜明けは毎週火曜日の22時からテレビ東京で放送されている番組です。
私は毎週視聴しているわけではありませんが、5/16は興味深い内容だったので久し振りに最初から最後までじっくりと楽しみました。
「どう働く?”人生100年”時代〜15周年企画 ニッポン転換のとき〜」
というタイトルで放送された5/16のガイアの夜明けでは、働き方の転換と副業の重要性を知ることができました。
長生きするようになって働き方が変わる
働き方の転換というのは長生きするようになったことが大きく影響しています。
栄養のある物を十分に食べられ、高度な医療を受けられるようになったため寿命は伸びており、高齢化社会が進行しています。
長生きできるようになったということは、それだけのお金が必要です。
自分が生きるために必要なお金は元気なうちに働いて稼ぐしかありませんが、思い通りの収入を得られている人は決して多くないでしょう。
また、ずっと同じ企業で働き続けられる保証はありません。
このように、長生きできるようになった分、生活するためのお金が必要になったことから、働き方が徐々に変わりつつあります。
定年後に備えてツブシを作る
定年まで何とか勤め上げることができたとしても、長生きできる状況になった日本ではまだまだ人生は続きます。
仮に60歳で定年を迎え、100歳まで生きるとしても40年という長い年月を過ごさなければなりません。
生まれてから40歳までの時間に置き換えて考えると、40年という年月の長さがわかるでしょう。しかし、生まれてからの40年間と60歳になってから100歳を迎えるまでの40年では意味が大きく異なります。
60歳から100歳までの40年間はより衰えを感じるようになります。しかし、それでも寿命が続く限りは生きなければなりません。
ですから、定年後も働くことによってお金を稼ぐ必要があります。
その際、ツブシが利くとお金を稼ぎやすくなりますよね。
ツブシというのは自分の得意なことや武器のことです。仕事や趣味で得た知識、経験を活かして早い段階からお金を稼げるようになっておけば、定年を迎えた後もツブシを利かせてお金を稼ぐことができます。
専業禁止→副業推奨を実施している企業
ガイアの夜明けでは株式会社エンファクトリーという企業が紹介されていました。
インターネットサービス事業を展開しており、設立は2011年とまだ若い企業です。
この企業で驚いたのは「専業禁止」で「副業を推奨」していることです。
副業OKではなく、推奨しているという点はとても驚きました。これなら堂々と副業に取り組めるでしょう。
また、「副業近況発表会」を年2回開催しており、従業員同士が実践している副業の内容や成果を発表していました。中にはかなり儲かっている方もいたようです。
副業推奨で気になること
株式会社エンファクトリーのように副業を推奨している企業は、副業を紹介するブログを運営している私にとっては魅力的です。
ただし、本業と副業のバランスを上手く保てるのかどうかが気になりました。
たとえば、本業で成果が上がっていなかったり、ミスが多かったりといった従業員が副業でかなりの儲けを出していると社内で広まってしまうと、他の従業員は「本業に打ち込むべき」と思うのではないでしょうか。
そのため、報告会まで実施するのはどうかと考えていますが、さすがに副業も報告会も強制ということはないでしょう。
正社員として雇用してもらっている以上は仕事をする責任があるので、副業は本業とのバランスを考えて取り組むべきだと考えています。
さいごに
長生きする人が増加したことによって寿命が伸びたため、定年後も長い人生が続きます。生きるためにはお金が必要なので、定年後に備えて貯蓄をするだけではなく、稼ぐためのツブシを作っていくことが大切です。
ツブシを作るのは早ければ早いほど後の自分を助けることになります。
ただし、本業を疎かにしてはいけません。ですから、本業と副業のバランスを考えて取り組むようにしましょう。